1990年に Frenkelらによって健常人のT細胞から分離されたウィルスで、HIVウィルスと同様にCD4陽性T細胞に感染します。HHV-6と同様に熱性けいれんや突発性発疹の原因となりますので、5歳児の9割以上が既感染で、以後、持続感染します。HHV-6と異なり、HHV-7の中枢神経障害の特徴は不明確ですが、成人での初感染や再活性化で重篤な脳炎をきたした例の報告が増えています。
効果的な抗ウィルス薬はありませんが、フォルカネット、シドフォビルは、HHV-7の複製を抑制するようです。アシクロビルやガンシクロビルの効果はほとんどありません。
異常→以上
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