分枝粥腫型梗塞 (Branch atheromatous disease: BAD) 治療

はじめに

発症当初は梗塞病変の長径が15mm以下のラクナ梗塞と診断していても、その後、梗塞病巣が拡大して神経症状も悪化する分枝粥腫病 branch atheromatous disease(BAD)に対して有効性が証明された治療法はありません。しかしながら、穿通枝入口部のアテローム硬化による閉塞によって穿通枝全域の梗塞をきたす病態と考えられていますので、治療の基本はアテローム血栓性脳梗塞に準じます。
入院時に典型的ラクナ梗塞であればアスピリン単剤で治療開始し、症状悪化時にDAPT療法がバランスが良いと思います。
一方で、縦長の病変であったりラクナ梗塞だけでなくBADが少しでも疑われるようであれば、アスピリンにクロピドグレルのLoadingを行うのは如何でしょうか。さらに悪化する場合には、アルガトロバンを加えることも多いかと思います。

治療法は、アテローム血栓性脳梗塞(治療)を参照。

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