海綿状血管腫 診断

病態
海綿状血管腫 (Cavernous hemangioma)は、脳内に見られる病変は腫瘍ではなく、血管奇形ですので海綿状奇形 (cavernous malformation) とも呼ばれます
多くは、小さな出血病変を来たしますが、大きいものでは出血を繰り返すこともあります。また、多発する場合には家族性の可能性が高くなりますので、近親者の画像チェックが必要になります

疫学
常染色体優性遺伝の場合があります。原因遺伝子は、CM1, CCM2, CCM3遺伝子変異によるKRIT1蛋白異常です

画像
画像の特徴は、以下のようで基本的には陳旧性の血腫と同様のパターンを取ります。つまり、陳旧性の脳出血との鑑別は血腫の存在部位と形、臨床経過が重要です

    T2強調画像で、辺縁部低信号、中心部高信号
    T2*、SWIでヘモジデリン沈着を反映して著明な低信号
    MRA、血管造影では異常なし

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