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まずは、Dermatomeと末梢神経の分布から
以上の末梢神経、神経根からの皮膚感覚の支配に加え、深部腱反射も含め以下のtableのように神経根レベルに関しては高位診断が可能です。
C1:感覚神経は分布しない | |
C2:帽子 | C7:三頭筋反射 |
C3:首まわりの襟 | T10:へそ |
C4:肩にかけるケープ | L1:鼠径靭帯領域 |
C5:乳頭の感覚、二頭筋反射 | L4:膝蓋腱反射 |
C6:親指の感覚、橈骨反射 | S1:アキレス腱反射 |
実際には、筋肉を支配している神経レベル(末梢神経、神経叢、神経根)も把握が必要です。感覚障害の分布に関しては、馬尾症候群、上部円錐症候群、円錐症候群、後根神経節障害の特徴も押さえましょう。