CRPS 診断

症状よりCRPSを疑い,骨病変が明らかであれば確信が持てます.頸椎症,血管炎,関節炎,末梢神経障害,静脈血栓症,動静脈瘻などとの鑑別が困難なこともあり,線維筋痛症との合併もみられます.

症状

脊髄髄節や末梢神経支配に一致しない疼痛が上肢や下肢に出現し,皮膚の色調変化や皮膚温変化,発汗障害,浮腫などを伴うこともあります.明らかな神経障害に伴うもの(以前のcausalgia)よりも,神経障害が不明のもの(RSD: reflex sympathetic dystrophy)がほとんどです.心筋梗塞や脳卒中などによる片麻痺,外傷が契機となり発症することが多いですが,誘因が明らかでない場合もあります.

骨病変
進行した病期ではレントゲンでまだらな骨減少が見られることがあり,病初期でも骨シンチ(Tc-99m)にて集積像が見られることが多いです.

自律神経検査
サーモグラフィ,定量的軸索反射性発汗試験などにより自律神経機能の異常をとらえられることがあります.

交感神経ブロック
治療的診断としても使われます.

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