口唇ジスキネジア(広義) 診断

By | 09/16/2009

ジスキネジアは不随意運動によって随意運動が障害される疾患の総称で、ジストニー、振戦、舞踏病、ミオクローヌス、チックなどの複数の症状が認められます

概念
口唇(口下顎)ジスキネジアは、ここでは口・舌・顔面の不随意運動で、咀嚼様運動、口すぼめ、開口、舌の突出、舌打ち、舌捻転、口唇振戦(唇の細かな震え)、顔しかめなどの運動がみられる症状のこととします。
本疾患は加齢によって増加するので老人によくみられます。また、遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)といって、抗精神病薬に寄って出現する薬剤性のものも多く見られます。
臨床的には、加齢による特発性のものと、薬剤性のものを知っていれば十分です。

口唇ジスキネジアと類縁症状の原因

    薬剤性(抗精神病薬が中心)
    特発性(加齢により増加する)
    金属(マンガン)の蓄積
    続発性
     パーキンソン病、多系統萎縮症
     Hallervourden-Spatz症候群などのNBIAtとその周辺疾患
     一次性ジストニー
     レッシュ ナイハン症候群
     ハンチントン舞踏病
     Neuro-acanthocytosis
     ニーマン ピック病C型
     GM1ガングリオシドーシス
    構造的疾患
     先天性環シルビウス症候群(Worster-Drought症候群)
     ホイップル病
     進行性顔面半側萎縮症(Parry-Romberg症候群)

Tardive dyskinesiaのVideo

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