ウィルス性髄膜炎 (Viral meningitis)

ウィルス性髄膜炎に関しては効果的な薬剤はなく、対症療法となります。ただし、ウィルス性髄膜炎と思っても軽度の意識障害や脳波異常、MRIでの脳実質の信号異常があることもあるので注意が必要です。
それらの所見があればウィルス性脳炎として治療します。その他、本当に細菌性、真菌性、結核性髄膜炎の可能性はないか十分な検査、考察が必要です。すなわち、この疾患は他のagentによる髄膜炎が完全に否定できるかどうかが重要です。
頭痛に対してはNSAIDsを使用しますが、NSAIDsによる一般的な副作用以外に、非常に稀ですがNSAIDsによる無菌性髄膜炎 (Drug-induced aseptic meningitis; DIAM) には注意を払いましょう。髄液結果や頭痛症状を修飾してしまうこともあります。

処方例
1.頭痛に対して
カロナールやポンタール1回2錠 1日3回

2.脳圧亢進に対して
グリセオール200ml/30分?60分、一日3?4回
ただし、グリセオールの効果は不明です。

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