1. Lancet neurology
2. Update on treatment of inclusion body myositis. Curr Rheumatol Rep. 2013;15:329.
3. 封入体筋炎─自己免疫疾患か変性疾患か [link]
副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤など多くの試みられ、一部反応を示す例があるものの、強い効果は期待できません。筋萎縮予防のリハビリが中心です。進行は比較的ゆっくりであり、心臓や呼吸筋は侵されにくいので、生命的な予後はよいとされています。
1. ステロイド治療
CKが低下する場合もありますが、その場合でも筋力は徐々に低下することも多く目立った効果は期待できません。
2. 免疫抑制剤
メソトレキセート、シクロフォスファミド、シクロスポリン、ミコフェノール酸モフェチルなどを使用した報告例があります。
3. 免疫グロブリン大量静注療法
有効な可能性があります。いくつかの報告では、嚥下障害を改善したり、筋力低下の進行を抑えたとしています。
以下の治療法はさらにデーターの蓄積が必要です。
4. 抗胸腺細胞グロブリン
5. 抗CD52ヒト型モノクローナル抗体製剤(alemtuzumab)
6. インターフェロンβ、TNF-α阻害薬
7. CoenzymeQ10、Carnitineなど