レビー小体型認知症 治療

参考
認知症疾患治療ガイドライン 2010(書籍:医学書院)

レビー小体型認知症の治療上の問題点として、抗精神病薬に過敏に反応して著しい運動機能低下を起こしやすいこと、逆にパーキンソン病治療薬により幻覚やせん妄を起こしやすいことです。

1.アリセプト(塩酸ドネペジル)
脳内のアセチルコリンの活性が本疾患では早期から高度に低下することから、保険適応はないものの本剤投与の良い適応です。特に認知機能障害が改善することがよくあります

2.レボドパ
パーキンソニズムに対して使用されます。ドーパミンアゴニストよりも、精神症状の副作用が少ないようです。

3.リボトリール、ランドセン(Clonazepam)
レム睡眠行動異常症(REM sleep behavior disorder;RBD)に対し、少量投与が効果的だったとの報告があります。

4. 抗精神病薬
BPSDに対して使用しますが、特にドーパミンD2拮抗薬(セレネースなど)はパーキンソン症状を、抗コリン薬は認知機能を著しく悪化させる(neuroleptic sensitivity)ことがあり、薬剤中止後も症状が改善しない場合も多く投与には注意が必要です。つまり、抗不安薬の使用が難しいのですが、その中ではセロクエル(quetiapine)が効果的であったとの報告があります。

5.日中の眠気
まずは薬剤の副作用を考えてください。副作用の可能性が少ない場合、モディオダールやリタリンで改善するかもしれません。保険適応はありませんが。。。

6.自律神経障害の治療

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