胃潰瘍 治療

1.全身状態の管理
2.止血

    内視鏡止血:噴出性出血、湧出性出血、露出血管を有する例が適応となります
    外科手術:内視鏡で止血できない出血性潰瘍が適応となります
    IVR

3.再出血の内服薬による予防

    H2受容体拮抗薬
    プロトンポンプ阻害薬
    胃酸分泌抑制薬が有効で、H2受容体拮抗薬により上部消化管出血の再出血率が低下することが示されています。またプロトンポンプ阻害薬も同様の効果を示します

4.止血後は絶食(3日間)
5.潰瘍治癒を目指した内服薬
胃潰瘍は8週間、十二指腸潰瘍は12週間投与し、未治癒例は継続する

    プロトンポンプ阻害薬(第一選択薬):オメプラール、タケプロン、パリエット
    H2受容体拮抗薬(PPIを使用できない場合):タガメット、ザンタック、ガスター、アルタット

    選択的ムスカリン受容体阻害薬:ガストロゼピン
    防御因子増強薬の一部:アルサルミン、サイトテック、カムリード

6.再発予防

    維持療法:H2受容体拮抗薬を半量投与する方法が一般的です。
    H.pyloriの除菌治療
    ランソプラゾール30mg、アモキシシリン750mg、クラリスロマイシン(CAM)200mg or 400mg
    1日2回1週間内服
    オメプラゾール20mg、アモキシシリン750mg、クラリスロマイシン400mg
    1日2回1週間内服
    (副作用:下痢・軟便が10?30%、味覚異常、舌炎、口内炎が5?15%、皮疹が2?5%認められます)

7.NSAID潰瘍の場合

    1.可能ならばNSAIDを中止し通常の潰瘍治療を行います
    2.NSAIDが中止できない場合、プロトンポンプ阻害薬あるいはプロスタグランジン製剤(カムリードやサイトテック)を内服します
    3.NASAID潰瘍の予防にはプロスタグランジン製剤、プロトンポンプ阻害薬、高用量H2受容体拮抗薬のいずれかを使用します

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