脳出血 診断

突然の麻痺などの局所神経症状が出現し、症状が急速に進行するという特徴が脳梗塞よりもはっきりしています。来院後、すぐにバイタルチェック、意識レベルチェック、神経症状/呼吸機能/心機能のチェックを行ってください。血圧は一部の高齢者のアミロイドアンギオパチーによる脳出血を除いてほぼ上昇しています。診断は脳CTも含めれば難しくありませんが、主な鑑別診断は、脳梗塞とくも膜下出血です。
脳梗塞との鑑別点
症状からの鑑別は難しいですが、脳梗塞と比較し、局所神経症状に加え、頭痛、嘔吐(脳圧亢進による)が目立つ傾向にあります

検査
頭部CT、MRI:まずはCTが速やかに終了するため好ましいですが、脳梗塞か脳出血の鑑別にはMRIも同等の鑑別能を持ちます。
脳血管造影:くも膜下出血、出血源が不明な脳室内出血で適応となります。脳血管造影施行のタイミングは症例の重症度によりますが、脳圧が高くヘルニアの可能性があれば外減圧をまず行うべきと考えられます。
血液検査、心電図、胸部Xp:一般的な検査に加え、PT-INR、APTTなどもチェックしてください。若い症例では薬物検査、妊娠の有無も確認します。

脳出血のMRI

    超急性期(発症6時間程度):オキシヘモグロビン(+デオキシヘモグロビン):T2WI high(+周囲low)、T1WI high、DWIでは高信号域内に一部低信号域を認めることが多い
    急性期(発症2〜3日):デオキシヘモグロビン:T2WI low、T1WI iso
    亜急性期前半(発症5日程度):メトヘモグロビン:T2WI low、T1WI high
    亜急性期後半(発症9〜26日):メトヘモグロビン+水分:T2WI high、T1WI high
    慢性期(発症1か月以降):ヘモジデリン:T2WI low、T1WI iso〜low

それでは、以下の画像は?
ich

T1強調画像(左)、T2強調画像(右)

病理
高血圧性脳出血のな愛は、穿通枝動脈の類線維素性壊死(fibrinoid degeneration)から微小動脈瘤が特徴です

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください