筋攣縮 診断

定義
痛みを伴う筋肉の不随意的収縮です。PNH(peripheral nerve hyperexcitability)が原因の場合が多いですが、そもそもPNHによる不随意収縮は、主に5つ、fasciculationsmyokymianeuromyotoniacramps、tetanyに分類されて、それぞれ筋電図学的な特徴を有します。ここでは、そのうちのcramp(筋攣縮)を以下のように分類しました。

分類
針筋電図で分類すると以下の3種類に分類されます
1. MUPが高頻度に出現するもの 
狭義の筋痙攣:運動神経末梢の障害

    生理的筋痙攣(安静時、妊娠、夜間、急な運動などによる)
    下位運動ニューロン疾患
    Isaacs症候群
    家族性・遺伝性筋痙攣
    薬物:スタチン、利尿剤、降圧剤、鎮静剤、ホルモン剤、抗精神病薬

tetany:感覚神経も障害される、Wiki

    電解質異常(低Ca血症など)、脱水 

中枢性障害

2. 異常なMUPが出現するもの 
myotonia(ミオトニア)

    筋強直性ジストロフィ
    Schwartz-Jampel症候群
    先天性ミオトニー

3. MUPが認められないもの 
筋拘縮:筋肉の正常な収縮機能を失った状態で、nEMG上筋活動電位はまったく認められません

    Tarui病
    McArdle病
    ホスホグリセレートムダーゼ欠損症
    ミオアデニル酸デアミナーゼ欠損症
    乳酸脱水素酵素欠損症
    カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ欠損症
    甲状腺機能低下症(Hoffman症候群)
    Tubular aggregateを伴った筋痙攣
    悪性高熱

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