アルコール性ミオパチー

アルコールによる、ミオパチーは希ですが“Alcoholic skeletal muscle myopathy” (Eur J Neurol. 2001;8:677-687.)などに報告されています。以下の2型に分けています。

急性型
基礎に栄養失調のあるアルコール依存症患者が過度に飲みすぎた後、数時間から数日経ってから起こることが多いと言われています。アルコール依存症患者の1%と稀で、ほとんど男性です。
有痛性筋腫脹、筋力低下が近位筋に強く出現しますが、非対称性であったり局所性にみられたとの報告もあります。
CK上昇、ミオグロビン尿が認められ、時には横紋筋融解症として腎障害を伴うこともあります。
病理学的に筋線維の壊死を認めます。

慢性型
数週から数ヶ月の単位で起こる近位筋主体の筋力低下する病態で、程度の差はあるりますがアルコール依存症患者の約50%と高頻度で認められます。
筋萎縮が出現しますが、CK値は正常範囲であることが多いようです。
6から12ヶ月の禁酒で改善することがあありますが、十分な改善が得られない場合も多いようです。

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