モノアミン

代謝経路


Neurology. 2010;75:64-71.より引用

モノアミン系の神経伝達物質の増加、あるいは減少を判断するため、神経内科領域ではしばしば髄液中のモノアミンやその代謝産物である、以下のものを測定します。が、なかなか信頼のおける正常値がないのが難点です、、、

    homovanillic acid (HVA):ドーパミン代謝産物
    5-hydroxyindoleaceticacid (5-HIAA):セロトニン代謝産物
    3-methoxy-4-hydroxyphenylethyleneglycol (MHPG):ノルエピネフリン代謝産物
    VMA:アドレナリンおよびノルアドレナリンの最終代謝産物
    dopamine(DA)
    など

ホモバニール酸(HVA):ホモバニリン酸ともいわれ、ドーパ(DOPA)及びドーパミン(DA)の最終代謝産物です。DOPAはカテコールアミン(CA)及びメラニンの前駆物質で、一方ドーパミン(DA)はCAの一種で、ノルアドレナリンの前駆物質ですが、それ自体、中枢神経、消化器、腎、循環器などに作用して種々の効果を発揮しています。
したがって、血漿中、尿中、髄液中のHVAを測定することで、生体におけるDOPAやDAの分泌動態を把握し、中枢及び末梢の交感機能を知る指標となります。

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