基本的には、英辞郎とGoogleさえあれば十分と考えており、逆にこの二つを持たずに論文を書くことは無謀と考えられます。とにかく普段から、学術論文を読んで欧米人が使う学術論文の文章に慣れ、日本人が自分の力で書いた様な英文を見たときに違和感や気持ち悪さを感じられる様になることが重要です。
1.英辞郎
インクリメンタルサーチの早さ、登録単語数ともに群を抜いています。これさえあれば、他の英語辞書、医学辞書は必要ありません。
2.Google 英文ライティング及びその類書
学術論文も含めて、どのような前置詞が最もよく使用されるのかなど瞬時に調べる方法が紹介されています。このテクニックを知らずに、学術論文を書くのは無謀と考えられます。とにかく、欧米の方が違和感のない英文を書く必要がありますので、インターネットの力を借りましょう。
3.ライフサイエンス英語シリーズ
学術論文を書くために使用されるライフサイエンス辞書。その使用方法も知らないで、学術論文を書くなどありえません。
4.その他
学術論文は、logical sequenceをうまく表現しなくてはなりません。日本人、特に医師はこの表現能力が小学生レベル以下であり、言いたいことを相手に伝えることが出来ません。国際標準の記載方法を取得しましょう。
5.総論
後は、一般的な書き方を紹介した教科書が一般的です。まだ学術論文を書いたことがない場合、あるいはさらなる知識の取得を目指して、2ー3冊読んでみてもよいかもしれません。
6.科研費
業績がたまってきたら、いよいよ科研費申請ですね。