参考
認知症疾患治療ガイドライン 2010(書籍:医学書院)
認知機能障害の進行抑制
1. アセチルコリンエステラーゼ阻害薬
A. アリセプト 5-10mg内服
3mgを1-2週間後に消化器系の副作用なければ、アリセプト5mgへ増量
アリセプト10mgまで増量可能
副作用:悪心、嘔吐、食欲不振、上腹部痛が頻度が高いです。その他、徐脈、AVブロック、QT延長、喘息、閉塞性肺疾患の悪化、パーキンソン病の悪化
禁忌:本剤あるいはピペリジン誘導体(ミオナール,ピメノール,タンボコール,アセナリン,ペルサンチン,トリルダン,ザジテン,リスパダール,フラベリックなど)に対し過敏症の既往のある患者
B. リバスチグミン
C. ガランタミン
2. メマリー内服 (メマンチン; NMDA受容体拮抗薬)
- 5mg/日から開始し、1週間ごとに5mgづつ増量し、維持量として20mg/日
3. 危険因子の治療
- 動脈硬化性危険因子の治療(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)[ref1]
適度な運動
社交性を保つ
など
3.BPSDに対する治療
興奮、せん妄
-
グラマリール(25mg)6Tまで
セレネース(0.75mg)6Tまで
リスパダール(0.5mg)12Tまで:パーキンソニズムの出現が少ない
セロクエル(25mg)6Tまで
ツムラ抑肝散(ヨクカンサン):3P3X
その他:バルプロ酸やカルバマゼピンなど
うつ状態
- パキシル(10mg)10mgから徐々に増量40mg(夕食後)まで、など
不眠
-
サイレース(1mg)2Tまで
鎮静のためのサイレース注を入院中に使用するときは、拮抗薬としてアネキセートを準備
