片頭痛 治療

慢性頭痛の診療ガイドライン 書籍

片頭痛の診断が確からしく、一般的な鎮痛剤でコントロール不可能な中等度以上の頭痛の場合には、トリプタン系薬剤を使用します。重症の場合には、あるいは嘔吐で内服不可能の場合には自己注射などの適応となります。
トリプタン系薬剤
錠剤の場合、頭痛早期に服用し、効果が不十分のときは2時間以上空けて追加投与可能な場合が多いです。副作用は、頚部、胸部、肩などの締め付け感、だるさ、眠気、悪心などです。
禁忌:脳血管障害や虚血性心疾患、コントロールされていない高血圧、MAO阻害薬投与中、血液透析中、HIV protease阻害薬投与中など

    スマトリプタン(イミグラン)
    ゾルミトリプタン(ゾーミック)
    エレトリプタン(レルパックス)
    リザトリプタン(マクサルト)
    ナラトリプタン(アマージ):効果発現は遅いが、再発率が低くなる

トリプタン系薬剤で効果が不十分の時
ポンタール、カロナール、ブフフェン、アセトアミノフェンなどを追加投与。軽症例の場合、これらの薬剤だけでもコントロール可能です。

発作予防

    1. バルプロ酸(デパケン):400-800mg/日程度(血中濃度はてんかんより低めの21-50μg/ml程度でOKです)
    2. ミグシスあるいはテラナス(5mg)2-4T朝夕後
    3. インデラル(10mg)2-3T分2-3:高血圧合併の場合
    その他:アミトリプチリン、バルプロ酸、ARB、トピラマートなど

対症療法
ナウゼリンなど

誘引の除去
睡眠不足、睡眠過多、飲酒、外出、気候の変化、光、匂い、空腹、肩こりなど様々な誘発因子が存在します

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