基本的には、脳血管障害の危険因子の管理と抗血栓療法が最も重要です。さらに、効果は乏しいと思いますが認知症に対する対症療法も行います。
1. 脳血管障害の危険因子の管理
- 高血圧:ARB, ACEI, Ca-blocker, 利尿薬
脂質異常症:スタチン+エイコサペンタエン酸
糖尿病
生活指導:運動、喫煙、ダイエット
2. 抗血栓療法
- 非心原性:プレタール>アスピリン or プラビックス?
心原性:プラザキサ、ワーファリン
3. 認知症の対症療法
- 認知機能障害、BPSDに対しては、ADの項目を参照