非ヘルペス性急性辺縁系脳炎 診断

2月 25th 2009 04:31 pm

概要
辺縁系脳炎とは、海馬、扁桃体、島回、前帯状回からなる辺縁系を中心に感染、炎症が起こり、それに応じて、近時記憶障害(海馬の障害)、情動異常・過食・性欲亢進(扁桃体の障害)、行動異常などが出現する特徴的な脳炎です。一般的には単純ヘルペスウィルス、HHV-6、VZVによることが多いのですが、これらのヘルペスウィルスでない原因のものを、非ヘルペス性急性辺縁系脳炎(non-herpetic limbic encephalitis)と呼びます。

原因
以下のものが有名です

    傍腫瘍症候群による辺縁系脳炎:肺癌、精巣癌をチェック
    若年女性に好発する急性非ヘルペス性急性脳炎:NMDA抗体(静岡てんかんセンター)、卵巣奇形腫をチェック
    ヘルペスウィルス以外のウィルスによるもの:エンテロウィルスなどをチェック
    他の自己免疫疾患に合併するもの:橋本病、SLE、Sjogren、Morvan症候群などなど

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