TIAの治療目的は脳卒中の予防です。基本的には、入院して安静、バイタル管理を行いつつ、以下の治療を導入することをお勧めします。
AHA/ASAでは、以下の条件を満たす場合はTIA患者を入院させるのが合理的と推奨しています(Class II)
- 1.ABCD2 score ≧3
2.ABCD2 score 0?2で外来患者として診断に必要な検査が2日以内に終了するのが不確実な場合
3.ABCD2 score 0?2で発作は局所脳虚血によるとする他のエビデンスがある場合
内服治療
抗血小板薬、抗凝固薬
-
1. アテローム血栓性が原因と考えられる場合
第一選択薬
アスピリン+徐放性ジピリダモール(本邦での保険適応なし)
プラビックス
第二選択薬
アスピリン
アスピリン+クロピドグレル:特別な適応(不安定狭心症や非Q波心筋梗塞、最近のステント留置術など)がない限り、この2剤の併用は勧められません。投与する場合にも9ヶ月以内の投与にとどめるべきとされています。
2. 心房細動など心原性と考えられる場合
ヘパリン後に、ワーファリン
ワーファリンが禁忌の場合は、低用量アスピリン+プレタール
その他、頚動脈解離、卵円孔開存(PFO)に深部静脈血栓症または心房中隔瘤を合併している、脳底動脈の紡錘状動脈瘤、などの特殊な状況では、ワーファリンが使用されることもあります
その他
高血圧、高コレステロール、喫煙、糖尿病などをコントロール
外科的治療
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頸動脈内膜剥離術(CEA)
ステント留置術(CAS)
弁膜症に対する外科治療
難治性持続性心房細動に対するアブレーション治療
など
