メトトレキサート 治療

はじめに
葉酸依存性の代謝経路を抑制することで核酸合成を阻害、細胞増殖抑制作用、免疫抑制作用を発揮する葉酸代謝拮抗薬です。長期に使用する場合は、葉酸の低下の有無のチェック、及び、EBV再活性化やMTX関連リンパ増殖性疾患(MTX-related lymphoproliferative disorders(MTX-LPD))の出現に関してsIL-2Rなどの測定をおすすめします。

A. Steroid sparing
適応疾患:多発性硬化症、NMO、神経サルコイドーシス、重症筋無力症、多発筋炎など
メトトレキサート錠 
基本は7.5mg/週(2.5mg錠を3錠) 1週間に1度内服

    2.5mgを12時間ごとに3回内服を週に1度行う方法もあります
    体格の良い人は10mg/週、体重の少ない人は5mg/週と増減することもあります

少量を長期投与する場合は、血球減少、葉酸欠乏、間質性肺障害、MTX関連リンパ増殖性疾患(MTX-related lymphoproliferative disorders(MTX-LPD))の出現に注意してください

B. 癌性髄膜炎、中枢神経原発悪性リンパ腫などに対して、
大量MTX/LV救助療法
1. 大量MTX静注 (3.5g/m^3) 6時間で静注
2. LV(ホリナート)救援療法

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副作用

副作用   容量との関係
肝臓 肝酵素上昇 容量依存的
  肝線維症、肝硬変 容量依存的
消化器 悪心、胃痛、食欲不振、口内炎 容量依存的
血液 汎血球減少 容量依存的
  白血球減少 容量依存的
  大球性貧血 容量依存的
  血小板減少 容量依存的
その他 皮疹 容量と関係ない
  間質性肺障害 容量と関係ない
  結節症 容量と関係ない
  リンパ増殖性疾患 容量と関係ない
  HB劇症肝炎 容量と関係ない

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