脳動脈解離の画像診断基準

脳動脈解離の画像診断基準
【確実例】 下記I、II、IIIの何れかの基準を満たすもの

    I 脳血管造影にてintimal flapまたはdouble lumen, pearl and strings, string signのいずれかの所見が認められる。
    II MRI, MRA(断面像)にてintimal flapまたはdouble lumenが認められる。3D-CTAや超音波検査でも解離血管の断面が十分に描出され、明らかなintimal flapやdouble lumenが認められた場合も同様の扱いとする。
    III 下記のIV, V, VIのいずれかの所見が認められ、経時的に繰り返した画像検査にて各所見に明らかな変化が認められる。ただし解離以外の原因が否定的な場合のみに限る。

【疑い例】 下記のIV, V, VIのいずれかの基準を満たすもの

    IV 脳血管造影にて上記?にあげた所見以外の動脈解離が示唆される非特異的所見(pearl sign, taperd occlusion)が認められる。
    V MRA血管像にて脳血管造影上のpearl and string sign, string sign, pearl sign, tapered occlusionに相当すると考えられる所見が認められる。
    VI MRI T1強調画像にて壁内血腫が示唆される高信号が認められる。

脳動脈解離の病型分類
A 原因による分類

     I.外傷性
     II. 非外傷性(特発性)

B 部位による分類

     I. 頚動脈系
        頭蓋外解離
        頭蓋内解離
        両者の合併
     II. 椎骨脳底動脈系
        頭蓋外解離
        頭蓋内解離
        両者の合併
    III 上記I、IIの合併

C 症候による分類

    I. 無症候
    II. 脳虚血型
    III. クモ膜下出血型
    IV. 上記のII、IIIの合併型
    V その他の症候型(脳卒中以外の症候のみ)

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