脳硬膜動静脈瘻 治療

脳卒中ガイドライン2009:硬膜動静脈瘻

dAVFはoutflowの部位で区別したBorden分類がよく用いられ、Type Iは予後良好です。Type II, IIIは、年間死亡率が約10%、重篤な有害事象発生率 15%と報告されています。
Borden分類

    Type I:静脈洞に順行性/逆行性に還流するもの
    Type II:静脈洞に還流し、さらに逆行性に脳表静脈に還流するもの
    Type III:静脈洞に入るがその末梢には還流せず、脳表静脈に還流するもの。あるいは、静脈洞壁から直接、脳表静脈に還流するもの

基本的には、動脈から静脈に流入する血流を遮断することが根治療法となります。血管内治療が可能な症例は第一選択となります。血管内治療には、経動脈的塞栓術(TAE)と経静脈的塞栓術(TVE)の2種類がありますが、動脈を塞栓してもその他のシャントが開いてしまう可能性もあり、可能であればTVEを施行することが成功率を上昇させます。
つまり、AVFではfeeder arteryだけでなく、drainage veinも閉塞(静脈側で遮断)しない限りは再発(duplicated dural AVF)がよくおこるということです。

    1. 血管内治療
    2. 外科的治療:前頭蓋底やテント病変などで推奨されます
    3. 定位的放射線療法
    4. γナイフ

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