多発性骨髄腫(MM)に伴う末梢神経障害 治療

参考:多発性骨髄腫の診療指針
多発性骨髄腫は、分子標的治療薬をはじめ、いろいろな治療選択肢が増えてきました。この診療指針はコンパクトにわかりやすくまとめてあります

はじめに
無症候性MMは経過観察、骨の孤立性形質細胞腫は放射線療法ですが、症候性MMの場合には、予後が不良であり移植療法を含めた化学療法が必要になります。末梢神経障害が臓器障害に含まれていないことが、しばしば混乱を招きますが、、、
つまり、自己免疫性機序のMM末梢神経障害の場合で、MM臓器障害がない場合にはPE/IVIg/corticosteroidsなどにより末梢神経の治療を行い、臓器障害を伴う場合やAL amyloidosisの場合には、移植療法を含めた化学療法を積極的に行うべきと考えられます。
MMの臓器障害

    1.高カルシウム血症:血清カルシウム>11mg/dlまたは基準値より1mg/dlを超える上昇
    2.腎不全:血清クレアチニン>2mg/dl
    3.貧血:Hb値が基準値より2g/dl以上低下または10g/dl未満
    4.骨病変:溶骨病変または圧迫骨折を伴う骨粗鬆症(MRIあるいはCT)
    5.その他:過粘稠症候群、アミロイドーシス、年2回以上の細菌感染

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