末梢神経・筋肉の形態的検査としてMRIやCTが用いられてきましたが、簡便な超音波検査も最近は行われるようになっています。
末梢神経
一般的には、
- 著明な再髄鞘化はhypertrophy
軸索の減少はatrophy
として、描出されますのでCMT1aやHNPPでは正中神経などの断面積は大きくなり、CMT1bでは小さくなります。CIDP、AIDP、MMN、血管炎性ニューローパチーなどの炎症性/自己免疫性疾患でも脱髄型の場合には神経肥厚が見られ、CIDPでは頚髄神経根が肥厚する所見などが得られた報告もあります。
筋肉
ALSで線維束攣縮、筋萎縮の評価、筋炎でintensityの変化を見た報告が増えています。