定量的軸索反射性発汗試験 (QSART)

はじめに
定量的軸索反射性発汗試験(QSART) は主に、発汗機能障害が節後性の異常なのか、節前性の異常なのかを鑑別するために有用な検査です。発汗低下がある場合に、本検査で発汗が見られれば節前性、見られなければ節後性のsudomotor functionの障害と考えられます。

方法
アセチルコリンを皮下に投与することによって、ムスカリン作用により直接汗腺が刺激され、発汗が生じます(下図a)。この反応が正常であれば汗腺は正常であることがわかります。
次により重要なことですが、ムスカリン作用だけでなくニコチン作用による交感神経節後線維の軸索反射を介して刺激部位とは離れた汗腺にも発汗が生じます(下図c)。この反射は求心路も遠心路も交感神経線維ですので、純粋に節後線維機能を反映します。
実際には、アセチルコリンをイオントフェレーシスして定量的に発汗量を記録します。

qsart

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