セリアック病,グルテン過敏性失調 診断

はじめに
セリアック病(celiac disease)は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる小腸を主体とする自己免疫疾患で、消化管症状としては腹痛、下痢、脂肪便などの症状を来します。

神経合併症
小児での神経症状合併の頻度は稀ですが、成人例ではよく見られます(約36%)。ビタミンや葉酸欠乏など栄養障害に起因する場合や、自己免疫的な異常に関連したものなどがあります。様々な症状の報告がありますが、主には以下のような病態が有名です。

    1. 小脳失調
    2. 末梢神経障害:病初期はsmall fiber障害が主体のことが多いようです
    3. てんかん
    4. 精神症状:鬱や不安症状
    5. 認知機能障害
    6. 不随意運動:ミオクローヌスやopsoclonus-myoclonus
    7. ビタミン欠乏によるもの:B1, B12, 葉酸, VitE, ナイアシン欠乏など

検査

    血液検査:グリアジン抗体、endomysial抗体、トランスグルタミナーゼ抗体
    HLA検査:DQ2 and DQ8
    腸管生検:小腸D2あるいは十二指腸遠位部がよい適応
    その他:神経症状に応じた検索を

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください